ソロツーリング、山形県上山市を経由して山形市内の蕎麦屋「竜山」でそばを食べてきた。感染症対策について少し考えを変えた。宮城県七ケ宿町から山形県上山市へ抜けるK13を初踏破することができた。
お昼前に竜山に入店するとして、ただR286を山形市内に抜けてもつまらない。そこで川崎町からお馴染K51で七ケ宿町へ。これまで何度も袖に振られてきたK13は、この日もダメ元のつもり。めちゃくちゃ天気が良い。遠刈田温泉からK51に乗ると、ペースの遅い前走車もおらず自由自在に走れてしまう。久しぶりに気持ち良いK51だ。
七ケ宿町を西に進みもうすぐ山形県境というあたりでK13の分岐点が現れる。なんと通行止め情報が出ていない!ぃやったぜ!2009年にMiToであちこち走りに行くようになって、しかし一度も走ったことがないK13。積雪だったり道路工事だったりが原因なのだが、なんと12年越しの初踏破である。
道路脇に停める時に派手にアンダースポイラーをこすってしまった……
この絵面!ワクワク感しかない。走破後の画像だけど
なるほど。この道路の狭さなら雨だの風だのですぐ通行止めだろう。この日走ることができてラッキーだった。次は西蔵王公園のほど近くにある竜山に向かうのだが、GoogleMapで調べると、上山市内からK14に繋がる山道があるようだ。生居川ダムを掠めつつ走るコース。こんな道があったのねぇ。うろ覚えで走り出したのであちこち迷いながら、それでもなんとか蔵王エコーラインから下ってくるK14に合流。ここまで来ればあとはソラで走れるってもんでさぁ。
上山市内を一望
遥か後方には雪を冠した月山が
山形蔵王を掠めつつ西蔵王公園へ。もちろん5月にやるはずだったOFF会会場の現状を視察。
トイレへのショートカット階段は未着工。kanaパイセン、よろしくお願いいたします。それを見届けて間もなく11:30。いざ、そば竜山へ。天ぷらもりそばをグッと我慢してもりそばにしたのだが、せめてもの意地で限定メニュー「寒ざらしそば」をオーダー。
相変わらず間違いないクオリティ。うーん、甘味も欲しいですなぁ。いつもなら東日本で五指に入るたい焼きや「わかば」へ行くところ。だが最近の筆者、マフィンに凝っている。山形市内においしそうなマフィンはないか……?そば湯を呑みつつGoogle検索すること5秒、一軒のおいしそうなマフィン専門店を発見。なんと上山市内である。うーん、戻るのか?いやいや……。と逡巡すること2秒。行ってみることにした。まったく土地勘がないので、この区間だけはGoogle Map.appの「経路案内機能」に世話になった。慣れるとナビ専用機と遜色なく使える。
訪れたのはニュアージュ・マフィンさん。閑静な住宅街に忽然と現れる瀟洒な建物。カフェも併設されているのだが、COVID-19の影響でそちらはお休み。マフィンの販売のみだ。12時過ぎにおじゃましたのに残り僅か。それでも遠慮していくつか残してきたのだが、あとからブログを拝見すると筆者が退店した直後に完売したらしい。危なかったぜぇ。
あとはもうあまり工夫せずに山形自動車道の一部、笹谷トンネルを抜けて……と思ったのだが、あまりの好天に笹谷峠にノーズを向ける。これまで笹谷の峠道は宮城県側から登り、山形側を下るのがトラッドだと思っていたが、勘違いであることを痛感。逆だ。山形側の九十九折りを駆け登る方が断然楽しい。峠の頂上までけっこうあっという間に登ってしまった。峠の駐車場には登山者の車がたくさん。宮城県側に下る。
川崎町内を爆走し、朝に南側湖畔で記念撮影した釜房ダムまで戻ってくる。北側の定点観測地点でも撮影しなきゃね。
秋保・錦ケ丘を経由して帰宅。心地良い疲れである。距離もちょうど良い。テロではない。不合理な我慢はやめたのだ。
約6時間半/225km