プン太郎の12ヶ月点検を終えた。滞りなく2時間で終了。(株)イデアルさんにて。
アバルト プントエヴォ12ヶ月点検2021_94,707km
- 12ヶ月定期点検・基本整備料金 0円(クーポン利用につき)
- エンジン廻り点検整備
- ブレーキ廻り点検整備
- ライト廻り点検整備
- 下廻り締付点検
- タイヤ空気圧測定/調整
- ホイールボルト締付
- 排気ガス濃度 CO/HC測定
- 車載式故障診断装置(OBD)の診断結果 エラー入力無し、正常
以下整備
- エンジンオイル交換 0円(クーポン利用につき)
- オイルフィルター 73500049 1,800円
- ミッションオイル交換 51029940 TUTELA GEARFORCE 6,600円(2,200円@1L)
その他
- オイルフィルター、ミッションオイル交換工賃 6,200円
- 消費税 1,460円
合計 16,060円
今回のトピックはトランスミッションオイル交換だった。そのきっかけは10月に試乗させていただいた鬼改造を施されたMiTo、ヤマベ号である。6MTの動きがあまりにスムースで、そのヒミツを伺ったら「ミッションオイルをこまめに交換しているだけ」と。詳細は先の試乗記に書いたとおりだが、それだけでこんなにシフトがスコスコ決まるなら、やらない手はない!と決心した次第。
同じくかつてアルファロメオ MiToに乗っていた時の筆者の体験として、シフトリンケージワイヤーの交換でも、シフトノブの正確性はググッと良くなった。あの時は整備どころかワイヤーが切れたので交換せざるを得なかったのだが、そろそろ総走行距離数10万kmを迎えるプン太郎の、内蔵もろもろが劣化していないわけがない。
だから本当はリンケージワイヤーとミッションオイル交換を同時にやりたかった。だがしかし、哀しいかなアバルト プントエヴォのシフトリンケージワイヤーは、日本国内に存在しなかったのである。FCAJ(フィアット・クライスラー・オートモビルズ・ジャパン)にも、巷のパーツ屋さんにも在庫はなかった。残念。
そんなわけで、とりあえずトランスミッションオイル交換「しかできなかった」わけだが、霊験はあらたかだった。もともと2速へのリンクは渋かったが、ここ最近は3速も渋く、多用するギアだけに毎度「うーん」となっていた。オイル交換後は特に3速への渋味はほぼ消え、全体的にシフトゲートの精密性が高くなったように思う。実際のところ精密性に物理的変化があるわけがないのだが、実感としてゲート入口の感触は改善された。
シフトリンケージワイヤーをフィアット本社へ発注するとなると、キャンセル不可、買い取り前提なのだそうだ。以下はその見積りである。
ミッションワイヤー交換見積り
- 55235450 CABLE ASSY 20,000円
- 55235449 CABLE ASSY 22,000円
- 工賃 16,900円
合計(税込) 64,790円
MiToでの経験から費用はある程度想像してはいたが、なんだよおい、工賃があの時の倍以上するじゃねえか。うへえ。しかしシフト剛性感アップにつながるはずなので、「やっぱヤメー」とはならない。後日イデアルさんに費用を振り込み発注予定。だが入荷には1-2ヶ月かかるそうで、実際の交換作業は来年ということになった。楽しみは持ち越しだ。
トランスミッションの健康診断の意味で、最近焦げ臭いクラッチプレートの健康診断もしてもらった。そしてそこに地雷が潜んでいた。詳細を刮目して待て。