明けましておめでとうございます。今年も「クルマで行きます」をよろしくお願いいたします。と例年のお決まりの文章を書いてはみたが、コロナで出歩くなであったり、酷い寒波による降雪だったり、思うようにならなかった昨年を引きずりがちな年の初めではある。どなた様も明るくご安全に、2021年を踏み出そうではありませんか。
さてそんな新年最初のエントリーではあるが、いきなり2020年の振り返り最終回である。
今回は上記以外の話題をまとめて書いてみよう。
●クルマで行きますOFF会
毎年5月に開催していた山形県・西蔵王公園でのOFF会は10月に延期したものの、無事に開催できた。
参加人数が過去最高だったのは間違いがない(正確にカウントしていないけど)。関東や関西から参加してくださる方々が出始めた時もフェイズが変わったと思ったものだが、広域から参加してくださるだけではなく、あれだけの台数・人数になると、もはや弱小個人ブログの仲間内ミーティングではなく、ちょっとした「イベント」ではないかと思ってしまう。自意識過剰だろうか。今後の運営について少し考えなければならないのかもしれない。
●シトロエン C3で家族と行くあれこれ
病気のせいで落ちた体力は、50歳もすぎるとそう簡単には元に戻らない。本当にゆっくりと、徐々に復活しつつはあるのだが、どうも半年や1年でどうなるものではないようだ。そうなるとひとりツーリングも無計画・無軌道に出かけることを躊躇してしまう。ツーリング当日は良くても、翌日にどっと疲れが出たりするのだ。そこで家人や息子にもつきあってもらって、シトロエン C3で出かけることが増えた。その全部をツーリングカテゴリーにアップこそしていないが、家人と運転をシェアできるので楽だし、C3の安楽具合が身に染みた1年でもあった。奇しくも10月のOFF会に関東から参加してくださったどなたかが、「(C3は)とにかく疲れない」とおっしゃっていた。それは本当にそのとおりなのである。山形市・新庄市で遊んでから一泊した鳴子温泉や、息子の就職内定祝いで一泊した山形蔵王温泉などの温泉旅行や、山形県金山町の静謐な街並み、福島県桑折町の歴史的建造物などが印象深い。
山形市・霞城公園
山形蔵王温泉
(の近くのスキー場)
山形県・金山町
移住希望!
宮城県・鳴子温泉で
フィーバーする筆者
●ロードスター窓閉まらない事件
総走行距離数でプン太郎の半分しか走っていない、しかもハイクオリティと定評のある国産車たるロードスターで、まさかパワーウィンドウのトラブルが起こるとは思わなかった。だがそのおかげでケンオートさんというプロショップとご縁ができたことは幸いだった。筆者の持ち駒なら相当積極的にケンオートさんに相談して手を入れていくだろうが、既述のとおりあれは息子のクルマなので、関東からわざわざケンオートさんにメンテナンスを任せるかどうかは、息子の判断となる。それはともかく、ディーラー以外での自動車整備は初体験なのだが、ケンオートさんの対応には大満足である。
●BMWすごいぜ!な試乗会2連発とか
最近のOFF会では、参加者の愛車にちょい乗り試乗をさせていただくことが恒例になってきたが、敢えて機会を誂えての試乗を積極的に請うようになってきた。仙台のスティーブ・ルカサーことKさんの135iクーペ、トーマスさんのM235iは今後の自身の自動車購入計画に一石を投じる体験だった。ホントか?ホントである。もちろんちょい乗り試乗だって影響力大である。本当はなるべく長い時間、様々なシチュエーションを体験してみるべきだとは思うが、動き出しの最初の数秒でわかってしまうことも多々あるのだ。快く乗せてくださったオーナーのみなさんに感謝します。
このBMW 135iをくれると言われたら、
本気でもらってしまいそう……
試乗の前に車内清掃。
1月1日から働く男・トーマス先輩
●プン太郎の息災っぷり
そんなわけで例年ほど乗っていないことも関係するのか、プン太郎はトラブル知らずだった。12月の車検では想定よりもお金がかかるとぼやいたが、そもそも筆者が主観と客観を間違えて「安く上がるといいな」が「安く上がるはず」と読み違えた的外れなぼやきである。現実の整備内容は健康そのもの、あるいは年相応である。9年オチ、そして約8万kmという走行距離を考えると、今後はそれなりにトラブルも出てくるだろう。できれば一生乗りたいと最近では思っている。
まったく個人的な事情ではあるが、病気と生業でのあれこれに生活が圧迫されて、どうしてもクルマに乗る時間が減ってしまった1年だった。だがおかげで自分にとってクルマが如何に大事な存在であるか、見直すことができたとも言える。あちこち出かけることが是とされない世情ではあるが、人様に迷惑をかけず、それでいて楽しく走る。そんなクルマライフをどう送るか、今は楽しみである。