総走行距離 89,852km(先月比+885km)
今月のプン太郎
先般ある用事があって久しぶりにボルボカーズ仙台泉S店長のお目にかかってきた。あれこれ与太話を繰り広げる中で、プン太郎の足周りがどうも思ったとおりではないことを愚痴ってきた。とは言え症状を具体的に言語化できないので、S店長とてこれといった解決策を開陳できるわけがない。その後もあれこれ考えてみるに「直進が気持ちよくない」と集約できるような気がする。
気持ちよくない要素はふたつある。ひとつは直進性、もうひとつは緩衝である。
プン太郎を迎え入れた2018年当時、アバルトのクルマはどれも旋回上等!マシーンであるという思い込みがあった。しかし実態は、プントエヴォは直進が気持ち良いクルマであった。考えてみればプラットフォームを同じくするアルファロメオ MiToも「実態はGTである」と結論づけていた筆者なので、意外ではあったが得心できる結論ではあった。だが2021年の今、その「気持ち良い直進」が褪色してしまっているように思う。S店長はアライメントの取り直しを勧めてくださった。ウルトラCなどなく、そういう小さなことの積み重ねではあろう。
直進云々と合わせて、路面からの入力緩和も衰えている。2020年7月に前輪左右のスプリングを交換して以来顕著になったので、今も第一容疑者はこの純正スプリングである。交換したら以前よりも車高が下がった。その分緩衝マージンも減ってしまったのではないかという疑惑を拭い切れない。交換直後に違和感を感じ、作業してもらった(株)イデアルさんで「わざわざ純正を指定したのになんで?」と訊いたことはある。「純正品も、年次改良などで仕様が変わってしまうことがるので……」という返答ではあった。だとすると社外品に交換すれば解決?とも思うが、世に流通する社外品は車高を下げるものばかり。そうじゃねぇんだよなぁ。アライメントをやり直して様子見するしかないと思うが、あのうっとりするような足捌きはどうしたら取り戻せるのやら……。
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車高調ダンパー導入すりゃいいじゃんという正論はひとまずおいておく